ベアリング使用サークルカット治具を作成

卓上ボール盤を改造した時に作成したサークルカット治具が、カット作業で一回転させる時に途中で電源ケーブルと集塵ホースが絡まってきてイライラするので、以下の動画を参考に、ベアリングを使用したサークルカット治具を作成しました。

動画で使用されているバッテリー式のトリマーなら、電源ケーブルも邪魔にならなくて良いですね。

ベアリング使用・自転させてカットする治具を作成!

外径19mmミニチュア・ベアリングをネット購入、9mm厚MDF合板、幅20mm厚さ4mmアルミ板、6mm棒ネジ等をホームセンターで購入しました。


ベアリングで3点保持される円形部分、それを入れる部分の円形穴は、旧サークルカット治具で作成しました。

旧サークルカット治具と同程度の半径のサークルカットができるようなサイズにしてみました。中心点を決めるアルミ板がMDF合板の端から飛び出す構造です。(長いアルミ板を用意すれば、相当緩やかな曲線もカットできそうですね。)

外周120度ごと3箇所にベアリングを入れるスペースを用意しました。ここはボアビット直径20mmで穴を開けました。・・・どこかで見た記憶がある形状だなあ・・・と想ったら、Ubuntuのロゴに少しだけ似ていたと言うオチ。

MDF合板2枚を木工ボンドで貼り合わせています。深掘りには適さない構造ですね。(長いビットがあれば解決でしょうけど。)

実際に使ってみると、電源ケーブルと集塵ホースが回転しない(=絡まらない)ので、ストレスは減った気がします。

カット回転(公転)とトリマ回転(自転)が同調!

以下の様に360度回転させても、トリマ-自身も月のように同じ面を向けたままで回転します。

(下記の例では、集塵ホースの位置は、何度回転させても、トリマーの右側で位置が一定です。)

端材でコーナー用物置台を製作!

試しに、トイレ(男子小便)用に、端材を活用して「コーナー物置」を作ってみました。

板材がOBS合板なのが、少し残念ですが、トイレなのでそれほど気にならないでしょう。

使用後は有孔ボードに掛けておきます!