ペール缶スツール用天板(八作目)

かさ上げ材用円形(十二角形)パーツを作成!

座面の高さを上げる為に、2バイ4材を円形にした物二つを、最終的に重ね合わせる。

まずは、2バイ4材をテーブルソーでカットし、台形パーツを24個作成。(下写真左)

養生テープに台形パーツを6個並べ木工ボンドで接着し半円を作成。(下写真中)

半円の接着面をディスクサンダーで調整し、円形(十二角形)にする。

その後、サークルカット用の台座に両面テープで固定。(下写真右)

かさ上げ材の上下に溝を掘り真円にカット!

かさ上げ材(下)の底面に、ペール缶の開口部に合う溝をルーター+U溝ビットで作成。(下写真左)

かさ上げ材(下)の内側をルーター+ストレートビットでサークルカット。(下写真中の手前)

そのカット半径のまま、かさ上げ材(上)の内側もサークルカット実施。(下写真中の奥)

かさ上げ材(上)の上面に、天板の基板を嵌める為の溝を板厚分サークルカット。(下写真中の奥)

かさ上げ材(下)と(上)の外側をルーター+ストレートビットでサークルカット。(下写真右)

円形パーツをを合体し底面を面取り!

かさ上げ材(上)と(下)ををサークルカット用の台座から剥がす。(下写真左)

かさ上げ材(上)と(下)を台形パーツの半分だけズラして木工ボンドで接着。(下写真中)

かさ上げ材の底面の縁を、トリマー+ボーズ面ビットで面取り。(下写真右)

天板の基板を付ける前に内側の側面をヤスリ掛けします。

ベースとなる丸板を作成し取り付け!

針葉樹合板(厚さ12mm)をテーブルソー+サークルカット治具で円形にカット。(下写真左)

基板(針葉樹合板)のキレイな面を裏にして、かさ上げ材に木工ボンドで接着。(下写真中)

かさ上げ材の上に柄を貼り付ける前に、上面と側面(外側)をサンディング。(下写真右)

天板に飾り付けの板を貼るので、あえて汚い面を上にし、かさ上げ材の縁も面取り無しです。

寄せ木風の飾り付け用パーツを切り出し!

天板(座面)の模様は、前作(七作目)と同様の「根曲竹りんご籠」に似せてみます。

今回は、六角形、平行四辺形、小さな三角形のパーツに、ヒノキ材を使用。

平行四辺形の縁取りは、ブラックウォールナット材(厚さ1mm材)をサンドイッチ。

クロスカットスレッドに30°カットの治具をセットし、六角形パーツを作成。(下写真左)

・・・この時に出る三角形の余材を、後で小さくカットして、三角形パーツにします。

先に作成した六角形パーツを利用し、平行四辺形パーツを作成。(下写真中)

・・・この方法では、ほんの少し(0.5mm程)長さが足りない様でした。

天板の基板に貼り付ける前に、六角形パーツを仮に並べて確認しました。(下写真右)

りんご手籠の模様を作成!

木工ボンドでパーツを並べて貼り付け。(下写真左)

クロスカットスレッドで大まかにカット。(下写真中)

材を作業台に固定し、ルーターに目地払いビットを付けて、縁を倣い加工する準備。(下写真右)

面取りとサンディング!

ルーターに目地払いビットを付けて、かさ上げ材にならって飾り付け材を切削加工。(下写真左)

・・・この時、平行四辺形パーツの端が欠けた場所があり、埋木修正を実施。

ルーターに面取りビット(ベアリングならい加工用)を付けて、斜め45°に面取り加工。(下写真中)

・・・ここでも欠けや焼けが発生するので、次にヤスリ掛け。

ランダムサンダーで上面・側面・角面をサンディング加工。(下写真右)

塗装して完成!

亜麻仁油(木工用)を塗布。(下写真左)

裏側にも塗布。(下写真中)

プラスチック製ペール缶にセット。(下写真右の手前)


今回は、縁取りのウォールナット材の厚さを1mmとしました。

全体的にスッキリとした印象にする事ができたのは満足です。

ただ、平行四辺形パーツの長さが足りないパーツがあったのが惜しい。