ノートPCならバッテリーが付いているので、少しの間の停電なら、サーバー・ダウンで、クライアントに迷惑かけることも無いと思われるので・・・。(※1)
また、消費電力も少ないから、自宅用のサーバー機には向いていると判断。
省電力性能だけを重視するなら、「NUC」も良いと思いますが、ベアボーン+メモリ+SSD(又はHDD)を合計すると、思った以上に高価だったのであきらめました。
購入した中古ノートPCは、「TOSHIBA DynaBook Satellite K22」で、CPUがCore 2 Duo 2.1GHz、メモリが2GB、HDDが80GBで、価格は送料込みで8,800円。
本体は、カバーに傷があったものの、他には問題箇所は見当たらず、良品でした。
OSは、WindowsXPが導入されており、起動も早く、問題なし。
リカバリーCDは「WindowsXP Pro SP2」と「WindowsVista Business SP1」が付属していたので、気がねなくHDDを初期化できます。
これに、サーバーOSとして「CentOS」を入れて、自宅サーバー構築に挑戦。 ・・・で、できるかな・・・。
サーバーOSとして東京証券取引所(だったかな?)などで採用されているメジャーなLinuxサーバーが Red Hat Linux (有料)らしい。
Red Hat Linux を、ソースから再構築して無償で利用できるようにしたのが、CentOS Linux で、日本国内ではサーバー用途に最も使われているようです。
とりあえず、以下のサイトを参照し、
CentOSで自宅サーバー構築
CentOSサーバー構築マニュアル
CentOS 6.4 の最小構成版をCD-Rに焼き、導入。
・・・当初、CD-R(DVD-R)ブートをさせるために、BIOS設定を変更しようと思い、起動時に「Del」キーを押して見たのですが、なぜかBIOS設定に入らず。
・・・悩みましたが、取扱説明書を確認したら、「ESC」キーを押しながら電源を入れて、その後「F1」キーを押すとBIOS画面に移ることが出来ました。これで、起動順をCD-R(DVD-R)優先に変更し、問題解決。
サイトを参照しながら、最小構成での導入が完了し、LAN上の別PCから操作可能となったので、次は、サーバー機(ノートPC)の置き場所を確保。
ノートPCを、サーバー機として連続稼動させる場合は、モニタ画面を開いておき、電源が落ちないようにしておく必要あり。
キーボード部分にホコリが溜まらないように何かしらカバーしておけば良いのでしょうが、スペースを有効活用するために専用の台を作ってみました。
桐すのこ(50cm×33cm)が2枚組みで298円だったので、これを何枚か購入し、端材の脚を4本つけてみました。
キーボード上にも、「すのこ」を切ったものを設置。
これで、PCの下、キーボードの上、PCの上に、それぞれ物を置くスペースができました。
(写真のキーボード上に置いているのはWinXPとWinVistaのリカバリーディスクと取説です。)
ただし、今回のは脚が細いので、重い物は置けそうにありませんが。^^
(※1)よくよく考えてみたら、1階の「光ルーター」はバックアップ電源を繋いであるが、ネットワークを中継している2階の「1000BaseTハブ」と「無線LANルーター(内蔵の有線LANハブを利用)」もバックアップ電源に繋いでやらないと、停電時はアウトでした。・・・バックアップ電源の追加購入は、サーバー機が稼動してから考えましょう・・・。