ジグソーテーブルを作製

ジグソーテーブルの作製に挑戦しました。

裏側にジグソーを固定!

ジグソー(日立工機製FCJ65V、切断能力65mm)は、知人からの貰い物です。

トリガーを引いて、横のポッチを押し込むと、連続運転状態に固定されます。

実際の開始・停止はテーブルタップのスイッチで行います。

パイン集成材(幅400x長600x厚18mm)を、作業台の穴に合わせ、長さ525mmにカット。

トリマーでジグソーのベースが入る部分を、深さ12mmほど掘り込みました。

コの字型にカットしたOSB合板(厚9mm)を、蝶ボルト(受けは鬼目ナット)4個で固定しています。

外側の材はOSB合板の位置決め用です。

ジグソー本体がしっかり固定できたら、ひっくり返して、作業台の穴にセットします。

保持部材、材押さえ、集塵、ライトを追加!

柔らかい薄い板であれば、保持部材(アーム部材)の無い状態(上写真左)でも使えると思います。

厚みのある材でも、安心して使える様に、L金具にベアリング2個を配置した刃受けを用意しました。


アームの振動を抑えるために四箇所M6ロングボルトで固定しました。チェンジノブを使用。

2バイ4材を多用したので、無骨な感じになりました。

加工材を上から押さえる為の部材(1バイ4材)は、加工材を仮に置いて調整した後に、左側と背面側からチェンジノブで固定します。

左側にLEDライト(ダイソー購入品)を取り付けました。もう少し小型の物が良かったか・・・。

集塵は、右斜め上から塩ビ管で行えるようにしました。

塩ビ管は、吸込口が刃の近くに向かうように、若干斜めに2バイ4材に穴を開けました。(上写真右)

集塵の吸込部で加工位置に影ができ、見にくくなるので、LEDライトは有効です。

刃の手前には、ダブルクリップ(ペーパークリップ)の針金を折り曲げた、ガードを取り付けてあります。これがあると安心感が違います。

ジグソーテーブルで文字をカット!

イラストレーター等でそれらしい大きさに作成したフォントを印刷し、その紙を1バイ4材にスプレーのりで貼り付け、ジグソーテーブルでカットしました。

今回は、製作した工房名を作業場のサーキュレーター上に置く事にしたのですが、ネジ固定はしたくなかったので、脱落防止の為に、1kgの重り(元はダンベル)を裏側に取り付けました。

ジグソーの刃が、硬い節の部分に当たると、振動が大きくなりビックリすることも・・・。

なるべく節や節穴の無い材料を選んで加工した方が安全ですね。

くり抜き(穴開け)加工になる部分は、予め加工材に刃が入る程度の小さな長穴を開け、ジグソーテーブルのアームを一旦取り外し、加工材に開けた穴に刃を入れた状態にセットし、再度アームを戻してカットします。

例えば、「田」の字なら、アームを取り外し、穴に刃を通して、アームを戻して、カットして、を4回繰り返す事になるので、かなり面倒な事になります。なるべく複雑な漢字はカットしたくないですね。

現在の作業場の状況!

前回、製作したトリマーテーブルは、作業場の棚の裏に掛けて置けるようにしました。

トリマーテーブルはリフトを下げて、刃を引っ込める事が出来るので、このように収納が可能。

だが、ジグソーテーブルは刃を引っ込める事が出来ないので、ここには収納ができません。

アーム部材と本体(刃)を全て取り付けた状態で、うまく収納したいのだが・・・。


2023/11/20追記

ジグソーテーブル用の収納場所を確保!

余材をレールにして棚に取り付けました。

奥の傾斜支柱に当たるので、横置きで差し込むようにしました。


2023/11/23追記

トリマー切り抜き治具を作成!

トリマーで切り抜き加工する際に、毎回、ガイド用の板をカットするのが面倒なので、治具を作成。

以下のYouTube動画を参考にしました。

MiSUMiさんからアルミレールなどのパーツが届いた頃、以下のYouTube動画を見ました。

こちらの方がスマートかも知れませんね。

これで、自由に縦横のサイズを決めてトリマーのガイドとして利用できます。

ジグソーテーブルにサークルカット用レールを追加!

早速、前述の治具を使いトリマーでレール用の溝を掘りました。

アルミレールは接着剤で溝に固定。

レール用のナットを三個一組で使います。

加工材に穴を開けたくない場合は、3mm厚アクリル板を円形にカットした物を使います。(上写真中)

低頭ボルトは回転しない様に、レール用ナットに接着剤で固定しています。

円形アクリルのみ回転する状態です。

中心位置の固定は、左右のレール用ナットに入れてあるイモネジを六角レンチで締めて行います。

(中心部が3mm浮くので、刃の近くにも3mmアクリル板を配して行います。)

加工材に穴を開けても良い場合は、中心にΦ6mmの穴を開け、M6ボルトの物を使います。(上写真右)

以下は、加工材に穴を開けたくない場合の円形カットです。

円形アクリルと、アクリル余材に両面テープを貼ります。

アクリル余材は、段差解消のために円形アクリルと刃の間に予め貼り付けておきます。

加工材を、カットしたい円の中心点が、円形アクリルの中心と一致するように置きます。

後は、材料を少しずつ刃の方へ押して行けば、円形にカットできます。

・・・ここでサークルカットしている材はスツール二作目の座面用です。