スツール三作目

先日、「ペール缶スツール用天板(一作目)」に三本脚を付けてみました。

三本脚なのでガタつきが無く良い感じでした。

スツール用の三本脚を作成!

今回、これまで作業場でメインに使用していた「スツール二作目」(四本脚)に代わる、三本脚のスツール作成に挑戦しました。

先日、試作した三本脚での反省点を生かし、座面の端寄りから脚を出し、脚の開脚角度を広げました。

これにより、重心が安定しない問題も、少しは解消された様に感じます。

(上の写真では脚が長くなっていますが・・・後で短めにカットします)

今回、座面板との接続はネジのみで行いました。

脚と貫との接続もネジだけで可能かと思いましたが、強度に不安があったので、結局ボンド併用。

組み立て式にするには、ホゾ組みにして強度をだす必要がありそう。

それでも、2バイ4材(松材)は材自体がが硬くないので、ボンド接着は必須な様です。

天板に木片を貼り付け!

今回も、桧(ヒノキ)材を大量にカットし、寄せ木風の飾り付けを実施。

クロスカットスレッドに30°のガイド材(V字型)を固定し、9x70x910mm桧材を六角形に、9x30x910mm桧材を六角形の辺幅と等しい長さで短辺を斜めにカットした木片を作成。

今回は天板の基礎材にOSB合板(9mm厚)の余材を使用し、その上に木片を並べ木工ボンド固定。

ある程度乾いて固まったらクロスカットスレッドで余分な材をカットし、ディスクサンダーで整形。

その後、天板の表面をランダムサンダーで均しました。

天板の縁をトリマ(ボーズ面ビット)で削り、その後、ランダムサンダーで大きく面取り。

三脚に六角穴付きM6ボルトで取り付けました。(受けは鬼目M6ナット)

脚を切断!

脚が長すぎたので、これまでの奴に近い座面高さまで、脚をカットしました。

座面高さは、約46cmで、前作より1cm程高くなりました。

オイルを塗布し完成!

オイルフィニッシュを塗布して完成です。

三本脚なので、何処においてもグラつく事がありません。

(四本脚では回転してグラつかない位置を探す必要があり、使い勝手が悪かった)

今後は、これをメインの椅子として使用する予定です。


2024/07/28追記

脚を交換!

その後、スツール四作目(天板)を作成した際に、上記の三本脚に取り付けて使用中。

その際、三作目の天板に下から穴を開け直す時、誤って貫通してしまいました。そこは埋木済み。

今回、小さな脚を作り、物置き台に変身させてみました。

脚の裏にはスポンジ(サイクロン集塵機を作った時の余り)を貼り付けました。

玄関の一段高くなっているところに置いてみました。

座って靴を履くのにも、バック等を一時的に置くのにも丁度良い感じです。


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