かさ上げ材用円形(十二角形)パーツを作成!
座面の高さを上げる為に、2バイ4材を円形にした物二つを、最終的に重ね合わせる。
まずは、2バイ4材をテーブルソーでカットし、台形パーツを24個作成。(下写真左)
養生テープに台形パーツを6個並べ木工ボンドで接着し半円を作成。(下写真中)
半円の接着面をディスクサンダーで調整し、円形(十二角形)にする。
その後、サークルカット用の台座に両面テープで固定。(下写真右)
かさ上げ材の上下に溝を掘り真円にカット!
かさ上げ材(下)の底面に、ペール缶の開口部に合う溝をルーター+U溝ビットで作成。(下写真左)
かさ上げ材(下)の内側をルーター+ストレートビットでサークルカット。(下写真中の手前)
そのカット半径のまま、かさ上げ材(上)の内側もサークルカット実施。(下写真中の奥)
かさ上げ材(上)の上面に、天板の基板を嵌める為の溝を板厚分サークルカット。(下写真中の奥)
かさ上げ材(下)と(上)の外側をルーター+ストレートビットでサークルカット。(下写真右)
円形パーツをを合体し底面を面取り!
かさ上げ材(上)と(下)ををサークルカット用の台座から剥がす。(下写真左)
かさ上げ材(上)と(下)を台形パーツの半分だけズラして木工ボンドで接着。(下写真中)
かさ上げ材の底面の縁を、トリマー+ボーズ面ビットで面取り。(下写真右)
天板の基板を付ける前に内側の側面をヤスリ掛けします。
ベースとなる丸板を作成し取り付け!
針葉樹合板(厚さ12mm)をテーブルソー+サークルカット治具で円形にカット。(下写真左)
基板(針葉樹合板)のキレイな面を裏にして、かさ上げ材に木工ボンドで接着。(下写真中)
かさ上げ材の上に柄を貼り付ける前に、上面と側面(外側)をサンディング。(下写真右)
天板に飾り付けの板を貼るので、あえて汚い面を上にし、かさ上げ材の縁も面取り無しです。
寄せ木風の飾り付け用パーツを切り出し!
天板(座面)の模様は、前作(七作目)と同様の「根曲竹りんご籠」に似せてみます。
今回は、六角形、平行四辺形、小さな三角形のパーツに、ヒノキ材を使用。
平行四辺形の縁取りは、ブラックウォールナット材(厚さ1mm材)をサンドイッチ。
クロスカットスレッドに30°カットの治具をセットし、六角形パーツを作成。(下写真左)
・・・この時に出る三角形の余材を、後で小さくカットして、三角形パーツにします。
先に作成した六角形パーツを利用し、平行四辺形パーツを作成。(下写真中)
・・・この方法では、ほんの少し(0.5mm程)長さが足りない様でした。
天板の基板に貼り付ける前に、六角形パーツを仮に並べて確認しました。(下写真右)
りんご手籠の模様を作成!
木工ボンドでパーツを並べて貼り付け。(下写真左)
クロスカットスレッドで大まかにカット。(下写真中)
材を作業台に固定し、ルーターに目地払いビットを付けて、縁を倣い加工する準備。(下写真右)
面取りとサンディング!
ルーターに目地払いビットを付けて、かさ上げ材にならって飾り付け材を切削加工。(下写真左)
・・・この時、平行四辺形パーツの端が欠けた場所があり、埋木修正を実施。
ルーターに面取りビット(ベアリングならい加工用)を付けて、斜め45°に面取り加工。(下写真中)
・・・ここでも欠けや焼けが発生するので、次にヤスリ掛け。
ランダムサンダーで上面・側面・角面をサンディング加工。(下写真右)
塗装して完成!
亜麻仁油(木工用)を塗布。(下写真左)
裏側にも塗布。(下写真中)
プラスチック製ペール缶にセット。(下写真右の手前)
今回は、縁取りのウォールナット材の厚さを1mmとしました。
全体的にスッキリとした印象にする事ができたのは満足です。
ただ、平行四辺形パーツで、長さが足りないものがあったのが惜しい。