Ubuntuメインですが、Windows7とUbuntuとのマルチブート環境を使用中。
先日、久しぶりにWindows7を使用しようとブートメニューで選択したら、起動時に更新分のアップデート処理が始まり、また、使用中にもアップデートや再起動も要求されました。
その後、Ubuntuを使用しようとし、ブートメニューで選択したら、黒い画面を表示し起動できなくなってしまった。
どうやら、Windows7に「GNU GRUB」ブートローダーを壊されてしまったようだ。
このブートローダーは、Clonezillaでバックアップしたパーテション部分とは関係ないので、Clonezillaのバックアップデータをリストアしても復旧しない。
別PCで検索したら、「Boot Repair」と言うツールで修復可能との事。
[参照記事:]ubuntuのブートローダが壊れたけど、Live環境から「boot-repair」を使って無事修復できました – 日々過ごすブログ
記事の通り、UbuntuのライブCDで起動して、端末でコマンドを入力し、ツールをインストールして実行すると修復できました。
ありがとうございます。
しかし、不測の事態に備えて、「Boot Repair」のライブCDを作成しておいた方が良さそうです。
UbuntuライブCDでブート後、端末でboot-repairのレポジトリを追加し、アップデートし、boot-repairをインストールするのは時間がかかりました。・・・特にアップデートが長かった。
以下のサイトから、ISOイメージ(32bit環境の方は boot-repair-disk-32bit.iso、64bit環境の方は boot-repair-disk-64bit.iso)をダウンロードし、CD-Rに焼いておきましょう。
http://sourceforge.jp/projects/sfnet_boot-repair-cd/releases/
作成したライブCDで起動し、「Boot Repair」を起動すると、PCに接続されているHDDなどのデバイス検索が始まります。「ブート修復」の画面が表示されたら「おすすめの修復」ボタンを押せば、ブートローダーが修復されます。
修復が完了すると「ブート正常に修復。」が表示されるので「OK」ボタンを押し、OSを再起動してみましょう。
マルチブート環境で起動不具合が起きた時の為に覚え書きです。