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スタンドアローンでWin8からUbuntuにアクセス

ネット接続なし、ノートPC1台のスタンドアローン状態で、Windows8(ホストOS)からVirtualBox上のUbuntu Server(ゲストOS)に接続できたので、覚え書き。

(1)VirtualBox自体のネットワーク設定・・・確認のみ
20130425aまずは、Oracle VM VirtualBox マネージャーで、「ファイルメ(F)」ニュー、「環境設定(P)…」を選び、「VirtualBox – 設定」画面を表示します。・・・いきなり、「Ctrl」+「G」でも良いようだ。


20130425b左ペインから「ネットワーク」をクリック。

リストに「VirtualBox Host-Only Internet Adapter」が存在するはず。

右側の小さなアイコンの内、一番下のドライバーの絵のアイコンをクリックし、「ホストオンリーネットワーク詳細」を表示。

ここで表示されているIPv4アドレス 192.168.56.1 がホストOS側(向け?)のアドレスとなるようです。

・・・この「56」が変更できないので、次にUbuntu側の設定を「56」に合わせてやります。

(2)Ubuntu Serverのネットワーク設定
20130425c次に、VirtualBoxに登録しているUbuntuのネットワークを確認します。
Oracle VM VirtualBox マネージャーで、左ペインの「Ubuntu Server 12.10」が選択された状態で、上部の歯車の絵のアイコン「設定(S)」をクリックし「Ubuntu Server 12.10 -設定」画面を表示。

左ペインから「ネットワーク」をクリックする。

アダプター1の割り当て(A)に「ホストオンリーアダプタ」を選択する。

名前には前述(1)と同じ「VirtualBox Host-Only Internet Adapter」が表示されているのでそのまま。

高度設定の「ケーブル接続」はチェックされている必要があるようです。

この状態で「Ubuntu Server 12.10」を実行します。

ログインしたら、IPv4アドレスを確認します。

$ ifconfig

過去に設定した192.168.1.14となっているはずなので、192.168.56.14に変更します。

$ sudo vi /etc/network/interfaces

  (ファイルの最後の方で、)

iface eth0 inet static
address 192.168.56.14
netmask 255.255.255.0
network 192.168.56.0
broadcast 192.168.56.255
gateway 192.168.56.1

再起動します。

$ sudo reboot

Windows8でコマンドプロンプトを表示し、ゲストOSに向けて ping 192.168.56.14 を打ち、pingが通ることを確認します。

> ping 192.168.56.14

だたし、ゲストOS(Ubuntu)から、ping 192.168.56.1 を打ってもpingは通らないようです。

20130425dそれでも、ホストOS(Win8)から、ブラウザ、TeraTerm、FFFTPで、192.168.56.14に向けてアクセスすると、正常に動作しました。

・・・これで、ノートPC一台で、ネット接続なしでもPHP+MySQL等を使用した、制作作業ができそうです。

・・・それにしても、残念なのは、「VirtualBox Host-Only Internet Adapter」だとIPv4アドレスを、192.168.56.n にしなければいけません。(56以外に変更不可)

通常ネット接続している時は、ノートPCのIPv4アドレスが192.168.1.nです。
ネット接続時は、/etc/network/interfaces を開き「56」を「1」へ、スタンドアローン時は、/etc/network/interfaces を開き「1」を「56」へ、毎回、編集&再起動がいるのかと思うとイマイチですな。

・・・まあ、緊急時に1台で何とかする方法を確認できたのは収穫かな。(^^;

・・・ここで、満足していてはダメで・・・MySQLからCSVへ変更し、軽快に動くのか確認しようと言うもくろみは頭の中にあるものの、な~んでか身体が動かないのは何故か?・・・。

 

 

PS:

実は、先日、ノートPC(Win8)の動きが異常に遅くなり、いろいろいじくっている途中で、深く考えず「リフレッシュ」なるものを実行してしまいました。

・・・Win8のデスクトップで導入したソフトは全て削除されてしまいました。…orz

・・・バックアップもとってなかったので、必要なものを全て入れ直しです。T_T

・・・削除されたのはプログラムのみで、データは残っていたので、思いのほか復旧は早かったですが・・・。

Wubiで導入したUbuntu Desktopも、コントロールパネルのアンインストールリストから消えてしまいました。

しかし、PC起動時のブートローダーには「Ubuntu」が残っており、選択すると起動し使えました。

通常は、アンインストールできれいに消えるのでしょうが、今回のような場合に、完全削除するには、

(1) C:\ubuntu フォルダを削除

エクスプローラーで、C:\ubuntu を削除。

(2) bcdedit コマンドで「Ubuntu」をブートローダーから削除

起動時、ブートローダーの最下部で詳細から「セーフティモード+コマンドプロンプト」を選択。

セーフティモードのコマンドプロンプトで、

>bcdedit

を実行し、UnuntuのIDを表示

>bcdedit /delete [対象のID]

でブートローダーからUbuntuのIDを削除します。

これで、レジストリ以外は削除できたので、もういちど、Wubi で再インストールすれば元に戻せるようです。

・・・Win8の「リフレッシュ」・・・キャッシュクリアかなと安易に実行したら痛い目に遭いました。・・・まさか、デスクトップにインストールしたプログラムをデータを残して全て削除する機能だったとは・・・恐ろしや!

・・・おかげで、レスポンスは元に戻り、快適になったのだが・・・。

・・・今度はちゃんとバックアップしとこう・・・。^^