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ClamTkでウィルススキャン

自宅サーバーのCentOSでは「ClamAntiVirus(ClamAV)」でウィルススキャンを定期的に行っています。

20140214aUbuntu Desktop でも同じエンジン?のウィルス検索機能を「ClamTk」というGUIから利用できるようです。

Ubuntuソフトウェアセンターから「ClamTk」で検索しインストールします。



20140214bインストール後に、Dash検索で「clamtk」を探し実行すると、右のようなGUI画面が表示されます。

最初の起動では、シグネチャ(ウィルス定義ファイル)が「期限切れです」となっています。



20140214e「拡張」メニューの「セットアップウィザードの再実行」をクリックします。

「手動更新」をチェックして「適用」をクリックします。



20140214fこれで、ウィルス定義ファイルのダウンロードが行われ、シグネチャが「最新」に変わります。

GUIバージョンが×マークになっているのは最新版があるという意味。

現在、GUIの最新版は5.03のようですが、個人的に試したところ4.41の方が解りやすいと感じました。

また、5.03の不具合?と思われる箇所・・・スケジュールを追加するための「+」ボタンが表示されない等・・・もあったので、このまま4.41での使用をオススメしときます。


20140214cスキャン開始前に、ツールバーの「設定」をクリックし、「スキャン設定」タブで全ての項目をチェックしてみました。他の項目は変更なしで閉じました。・・・まあ、環境に合わせて、お好みで・・・。



その後、「スキャン」メニューの「ホーム(高速)」を実行してみました。

20140214g画面の下部に「スキャンしたファイル数:」と「発見した脅威:」の件数が表示されます。

過去のスキャン結果は、「表示」「履歴の管理」から表示可能です。



20140214d定期的にウィルス検索(及びウィルス定義ファイルを更新)するには「拡張」メニューの「スケジュール」を選択し、実行する時刻を設定します。

時刻を設定後、直下の「+」を押してスケジュール登録、「−」を押してスケジュール削除となります。

・・・時刻は設定してみたが、デスクトップPCは、サーバーPCのように常時通電で使用するケースは少ないでしょうから、指定する時刻は配慮が必要か・・・。



隔離されたウィルス感染ファイルは「隔離」メニューから表示できるようです。「拡張」メニューの「ファイルの報告」で報告すると喜ばれるかも知れません。

現状では、Ubuntuを攻撃するウィルスは少ないと思われるが、ウィルス対策はしておいた方が良いでしょう。