2.8では「シングルウィンドウモード」が搭載されたようなので早速試してみました。
初回起動では、これまでと同じ、マルチウィンドウモードです。
「ウィンドウ」メニューの最下部に「シングルウィンドウモード」があるので、これを選択します。
左のツールボタンやオプション関係のウィンドウ、右のレイヤー等の関係のウィンドウも合体して、一つのウィンドウになります。
このモード中は、複数の画像を開いても、ウィンドウが増えることがなく、2つ目を開いてから以降は上部にサムネイル表示付きの「タブ」が追加されて行くので、目的の画像へのアクセスが楽になりました。
しかし、操作方法が変更になった部分もあるようです。
これまでは「ファイル」メニューの「名前を付けて保存」で、拡張子を変えてやれば、目的の形式に変換保存できていたのですが、このバージョンではGIMP形式(拡張子:.xcf)での保存に固定されています。
他の形式に変換して保存したい場合は「ファイル」メニューの「エクスポート」を使うことになったようです。
・・・これまでの操作で使おうとすると出来ないので慣れるまでやり直しの繰り返しになりそうです。
また、多少動作不安定な部分も残っているようです。
「切り抜き」のツールオプションが左のエリア内にある場合、値(数値)が表示されないケースがあります。
その場合は、ツールオプションを抜き出してウィンドウとして浮かせてやると数値が表示され、入力も可能となります。